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嫌な予感を残して終わった、

62話ですが、じきにその予感の内実も開帳されるかと思いますので、それまでお付き合い頂けますと幸いです。
 して、金庫番は自分とこの船長の過去(≒自分が知らないこと)を知ってる美しい女性とあれこれ話してたら、ひょっとしたらもやっと嫉妬のようなものを抱くのではないかと思っていたのですが、そんなもん微塵もない感じに逞しくしたたかに生きていて、ああやっぱりお前は本当にあの海を生きる海賊になったのだなあと妙にしみじみしたりなど致しました。そういった感情はあの海では、少なくとも表出されない。まさにその通りに、金庫番も状況を打開する手だけを考え続けていて、何というかちゃんと最初に思い描いた骨子は生きているのだなと少し安心もしたりなど。
 62話の金庫番は、実のところベビー5が思ってるほどには何も分かっていないというか、大体がもっともそうにいってるだけで当たり障りのないことだったり、半分カマかけてそれがたまたま上手くいっただけという面が強いのですが、そういうコトを平然とやってのけられるようになったのが2年間、そしてパンクハザードを越えての成長かなと思わなくもありません。
 因みに今金庫番が抱いているのは依然彼女が口にした「目的のために命を賭ける覚悟」であると、彼女は言うでしょうが、それは限りなく無謀蛮勇に近いものであります。それが、砕けて散る質のものでなければいいのですが。

 さて、追記にてお返事です。この夏をやり過ごしたところで、冊子化企画もとい金庫番/02も観光できればいいのですけれども。何はともあれ、更新の途絶えた間も拍手やコメント、本当にありがとうございました!

拍手[3回]



>さちさん
 ありがとうございます、金庫番の物語を楽しんで頂けて嬉しいです! やっとこさ忙しさも落ち着いてきたので、また以前のように更新したいですね……!

>太白さん
 こんばんは、Twitterではお世話になっております!
 MDDH、読んで下さってありがとうございます! ゾンビマンは中々無造作に生きていそうだなあ、という偏見からあのような物語が出来上がりました。再登場が楽しみでなりません……。
 まりメラとノエインは、寧ろこちらこそです! ノエインは未だに大好きな作品なので、楽しんで頂けたようで、嬉しいです!

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